日本人の独立心
明治維新より150年を迎えて、日本の自由の歴史を顧みています。 それは150年前に、長崎の信者3394名を全国に配流。 その地で私刑や拷問が行われて662名が命を落としたと語り伝えられる宗教弾圧。 ようやく明治6年に至り、基督教禁制の高札が撤去されて、自由を貫いた高木仙右衛門たちは解放されます。 時の政府には、異国には追随しない、徳川幕府以来の日本の強い意思を感じます。 そして戦後、心ならずも米国に追随する安保体制となり、日本の心は失わないぞと意地を張る。 基督教が日本で広まらない一つの要因は、基督教を異国の宗教と見なす、 日本人の独立心の強さではないかと思えて参ります。 同じく独立心の強い内村鑑三など明治期の信仰者は、異国と基督教を峻別していました。 信仰者は、高木仙右衛門のごとく、お上に迎合せず、一人立つ自由をもっています。 ところが、信仰の自由の恵みに浴してしまい、信仰の実質である独立心が失われつつある。 そこで、信仰をもつ人たちが今日、その自由に生きることができれば、 日本人は本来の日本人になれるのだと思います。
2018/04/19





