謙虚さをもつ官僚
私たちの結婚式は、地下鉄サリン事件の翌日でした。 霞が関で働いていた友人は、無事駆けつけてくれました。 先日、高校の同窓会があり、その友人に久しぶりに会いました。 もともと、今はなき郵政省の役人でしたが、民営化を経て、現在は郵便局に勤務しています。 激動の時に当たり、官庁の世界と、民間の世界を知るに至ります。 そこで、彼が感じたことは、人間の組織である以上、どちらも変わりがない。 官庁の世界は、民間の世界とは違うのだと言う強い自負心があるそうです。 良い意味では、プライドですが、悪く言えば、傲慢不遜となる。 違った世界に身を置いて、初めて自分のことが見えてきた。 その意味では、民営化は成功だったのでしょう。 それでも、日本の官僚は優秀です。 政治がドタバタしていても、平然と国がまわって行くのも彼の皆さんのお陰でしょう。 素晴らしい資質や能力をもっています。 しかし、そこに謙虚さが加われば、さらに鬼に金棒。 孤高の霞が関にしてはなりません。 あくまで、みんな人の子ですから。
2010/06/14





