鉄フライパンでは、予熱時に油返しをお願いしています。
このひと手間で、フライパン全体の温度が均一になりますので、美味しく調理できます。
油を敷くだけで良しとする方が多いと思いますが、一度試しに行なってみて下さい。
お料理上手への小さな一歩です。特に、電磁調理器使いでは、底面の一部に熱が集中しやすく、
フライパン側面には熱が上がりにくいため、この油返しが有効であり必須です。
このひと手間を見直してみて下さい。
油返しに使う油は、基本的に繰り返してご利用いただけます。
こちらの「油の替え時を問う」も参考にして下さい。
【愛用中のスタッフより使用感】
フライパン倶楽部の実験室と化しているオーナー宅のキッチン。
そこでオイル保存缶としてお試し中だったのが、スタッフが探しに探したこのミルクポット。
実際、「油返し」が料理の仕上がりに差が出ると分かっていても、油を出したり戻したりは面倒だなと思っていたひとり。
今まではコップやポットに入れたり、お皿に入れたり、、、色々と試してはみたもののイマイチでした。
それで、何の気なしに使ってみると、、、「油返し」がこんなに簡単にストレスなく出来るんだ!と、びっくり!
片手で簡単に蓋の開閉ができて、構造もシンプルだから油汚れもスッキリと落とせます。
蓋を置かなくていいところもポイント。台が汚れる心配なし。
デザインも元々はミルクポットだけあって、油缶のように重々しくないですし、コンパクトだからキッチンまわりもスッキリ。
もちろん、即購入して、今では我が家でも大活躍中。
この小さな道具ひとつで「油返し」が驚くほど手軽になりました♪
- フライパンを中火で十分に温めて下さい。100ccほどの油を入れて、ひと呼吸おいたら温まった油を鍋肌全体にまんべんなく馴染ませます。
-
油をポットに戻していただきます。そのなじんだ油が波打ってきたら、適温の180度前後ですので、弱火にして調理をはじめて下さい。これ以降は、鉄フライパンでしたら、ほぼ弱火で十分調理ができます。なお、油から煙が出てくると、200度を越えてしまい、体にも良くないです。温め過ぎには十分ご注意下さい。この予熱も重要です。
-
油を注ぐときは、慎重に手早く行ってください。
できるだけ、フライパンをミルクポットに近づけていただき、ミルクポットの
中心部分に向けて注いでください。なお、100cc以上の油は入れないで下さい。
【取扱注意事項】
場所をとらない口径の狭いポットですので、
口径の広いオイルポットに比べると、鍋から注ぎ入れにくい点があります。
そのため、厚板フライパン・容量大き目の炒め鍋など比較的重くて
注ぎづらいものは、口径の広いオイルポットをご利用下さい。
ポットに高温の油を入れると、ポット本体(蓋つまみ及び取っ手も含む)が高温となりますので、
扱いには十分ご注意いただき、100t以上の油を入れないようにお願いいたします。
100t以上の油で油返しをする場合は、オイルポットをご利用下さい。
容量:300cc
高さ:約11cm(蓋含む)
最大幅:約11cm
本体の口径:約7cm
日本製
※こちらの商品は、蓋の開閉具合など当社入荷時点でも
そのひとつひとつを検品して、品質良好な商品のみをお届けいたしています。
【ミルクポット受け皿】
尻漏れしてしまう油をキャッチ。ミルクポットと組み合わせてお使いいただくと、油返しがさらに快適に!
磁器製で汚れが落としやすく、そこそこの深みがあって油が漏れてくる心配がありません。
また、指がひっかけやすくて少しの場所移動などに便利です。
「朝のスタッフ会議」も参考下さい。